特性の保持と多様性の発揮Ⅰ 円
あすび(綜絖)通し分類番号(3方向の対称性を持つ柄の場合、あすび通し分類番号と踏み木の踏み順分類番号は、見かけが異なっても内容は同一です)がつくる数列の持つ特性は、織り出される柄の特性に深く関係しています。
この数列の持つ特性を保持して柄を成長させると、柄の特性も保持されて行きます。 図2から図5は図1の組織をベースに柄を成長させ、「円」を織り出しています。
「特性の保持」と「多様性の発揮」は、柄をデザインして行く上で大変重要です。
図1
図2
図3
図4
図5
(図1~図5: 綿30/2 1本取り 使用筬 45目/寸間 両目 4本踏み木4枚綜絖)