柄の規則性 結合・分解

 組織図の4大原則
(a)結合状態を含めあすび通しを変更しても組織は変わらない
(b)結合状態を含め踏み木の踏み順を変更しても組織は変わらない
(c)列方向の柄はあすび通しに対応
(d)行方向の柄は踏み木の踏み順に対応」
から、組織の「結合」「分解」を行なう事ができます。
 図1から図3までの組織を結合してみます。
①前述のa,bから結合状態を統一します。(図1,2,3→図1-1,2-1,3-1)

図1-1 図1
図2-1 図2
図3-1 図3

②c、dから対角線上に図1-1,2-1,3-1を貼り付け、組織図を完成させます


「分解」は全く同様に逆の手順で行えます。また此処では3つとも20行、20列の組織を使用しましたが異なった要素(行列数、対称軸、形状等)の組織を使用してみると良いと思います。
 最後にできあがった組織図をみれば結合、分解と改めて言わなくても極めてあたりまえの事なのですが、「柄」という視点から考えてみると大変面白いものがあります。

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